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雨どい
屋根に降った雨水を軒樋が軒先で受けて、竪樋を通して地面へと排水するのが雨樋の役割です。
雨どいとは
雨樋の歴史は古く、古くは奈良時代までさかのぼり、当時は雨水を排水する役目よりも、むしろ飲料水や生活用水として貴重であった雨水を、屋根から水槽に導く「上水道」の役割を果たしていたようです。
参照:Panasonic 雨樋なるほど大百科
雨どいの特徴
樋の種類としては、軒樋、竪樋、集水器、エルボ等があり、それぞれの種類も豊富にあります。
形状としては、半丸型、角型、特殊型等あり、材質は、硬質塩化ビニル素材が主流ですが、最近はガルバリュウム鋼板素材やアルミニウム、ステンレス等の金属製の素材も普及してきています。硬質塩化ビニル素材に亜鉛処理スチール芯や特殊ポリエチレンシートを挟み込んで低伸縮・高強度を実現した商品やガルバリュウム鋼板の素材感を活かした意匠性の高い商品が主流となっております。
家の外壁や軒先が雨に濡れるのを防ぎ、家屋の腐食や劣化を防いだり、住宅の耐久性を上げることにも役立ちます。
最近は、軒先一体型の軒樋やシンプルな形状の樋が増えてきており、一層デザイン性が重要視されてきております。
施工事例
工場や店舗等の大型物件
パナソニックの「前高」・「折板」シリーズやセキスイの「V」・「P」シリーズ等、タニタハウジングウェアの「ビルアルミ」シリーズがあります。
住宅や小規模店舗
パナソニックの「ファインスケア」「サーフィスケア」ガルバリウム鋼板製「Archi-spec TOI」等やセキスイの「アートフェイス」「ユニシェイプ」超延伸シートを塩ビで挟み込んだ「レボル」等、タニタハウジングウェアの「TANITA GALVA」などがあります。
また軒樋から地面まで雨水を運ぶ立て樋(屋根の軒先にあるのが軒樋)には、工場や公共工事によく使われる肉厚のVU・VP管や住宅用の60φ、75φの丸樋、意匠性の高い角樋、最近は45角の細い立て樋も使われています。